救急医療体制


神々しい雲 2007,9,4 姫路セントラルパークにて

◎ 救急搬送妊婦の2割、最初の病院で拒否…千葉市
 千葉市で昨年、夜間に救急搬送された30歳代の妊婦が、16の病院から電話での受け入れ要請を断られ、通報から約1時間後に搬送された千葉大学医学部付属病院(千葉市中央区)で切迫流産と診断されていたことが5日、分かった。(読売新聞)

◎札幌でもたらい回し5件=掛かり付け医ない妊婦搬送
 
◎救急搬送中に妊婦死産/医師不足、揺らぐ産科医療  東奥日報「断面2007」(8月30日)
 産科医療の危機を象徴する出来事がまた起きた。奈良県橿原市の妊娠六カ月の女性(38)が病院から次々と受け入れを断られ、搬送中の交通事故も重なって死産した。奈良県では一年前、約二十病院に転院を断られた妊婦が死亡している。産科医不足を背景に「同じような事態は全国どこでも起こり得る」との指摘もあり、安心して出産できる体制整備が急務だ。