高2自殺で、遺書公開


パンダ 王子動物園 2007,11,23


◎<山形女高生自殺>遺族が「いじめ」の遺書公表し再調査要請 山形県高畠町の県立高畠高校(山田陽介校長)で昨年11月、2年生の女子生徒(当時16歳)が自殺した問題で、父親が23日記者会見し、本人の携帯電話に残されていた遺書とみられる書き込みの一部を公表、いじめは確認できなかったとする調査結果を出した県教委に再調査を求めた。遺族はこれまで匿名を条件に取材に答えていたが、匿名では説得力に乏しいとして実名公表に同意した。(毎日新聞)

 「皆の暴言痛かった」 高2女子自殺で遺書公開 - 産経新聞

 高畠高女子生徒自殺から1年 「自分を大切に」と校長 - 山形新聞

☆実名公表の遺族の気持ちは、何かを許しがたいものと、後悔の気持ちが重なり合ってのことだろう。いじめは陰湿なものだが、なくならないのは、解決法が曖昧なことが多いからだろうか。きれいごとでない、毅然とした対処が必要だと思う。いたたまれないニュースだが、再調査を求める遺族の気持ちがにじみ出ている。