病院の倒産 6年で6倍


堺市 2008,2,5


病院の倒産、6年間で6倍増 2001年から07年にかけて倒産(法的整理)に追い込まれた医療機関の施設数が210件に達することが、帝国データバンクが2月5日に集計した「医療機関の倒産動向調査」から分かった。特に07年には病院の倒産が相次ぎ、01年に比べて6倍近くに増えた。帝国データは、医療の市場拡大が進む一方で、大規模病院への患者集中などから中小規模の医療機関の倒産が今後、さらに増える可能性を指摘している。(医療介護情報CBニュース)

 ◎病院の倒産件数推移表
 
 「倒産続出」病院ビジネスに明日はない - 病院をとりまく現状。FACTA(2007年10月号)  

 病院が倒産する傾向と倒産しない法則 - 傾向や対処法。三澤会計事務所
 病院が倒産する4つの傾向として、「収入の減少」「理念なき無計画」「過大な設備投資」「医師不足」があげられる。
 病院が倒産しないための方策
医療機関完結型から地域完結型を目指し、将来的なビジョンを明確にして、地域の病医院と患者に自院の存在意義を発信していかなければ、生き残りは難しい。財務内容の透明性を確保し、金融機関へのアピールも重要になる。いずれにしても、今後、病院経営においては、マネジメントがますます重要になってくる。

☆時代も急激に移り行くことを痛感する。考えられなかったことが、あっさりあっけなく起きる。マネジメントの重要性が求められるらしい。どの業界でも同じなのだろう。