ディープブリランテがハナ差V、岩田は涙の初制覇/日本ダービー

morinobu20072012-05-27

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ディープブリランテがハナ差V、岩田は涙の初制覇/日本ダービー

 27日、東京競馬場で行われた第79回日本ダービー(3歳牡牝、GI・芝2400m)は、岩田康誠騎手騎乗のディープブリランテが、好位追走から抜け出し、外から差を詰めたフェノーメノの追撃をハナ差抑え優勝した。勝ちタイムは2分23秒8(良)。さらに3/4馬身差の3着にトーセンホマレボシが入った。1番人気ワールドエースは4着、皐月賞馬で2番人気のゴールドシップは5着に終わった。
 ディープブリランテは昨年、デビュー2連勝で東京スポーツ杯2歳S(GIII)を勝利。今年に入ってからは共同通信杯(GIII)2着、スプリングS(GII)2着、皐月賞(GI)3着と連敗が続いていた。
 日本ダービー初制覇となる岩田康誠騎手はウイニングラン歓喜の涙。JRAGIはフェブラリーS(テスタマッタ)、桜花賞(ジェンティルドンナ)に続く今年3勝目、通算15勝目。管理する矢作芳人調教師はグランプリボスによる10年朝日杯フューチュリティS(GI)、11年NHKマイルC(GI)に続くJRAGI・3勝目で、こちらも日本ダービーは初制覇となった。
 ディープブリランテの父ディープインパクトの産駒は2世代目にして初の牡馬クラシックレース勝利で、春のクラシックは桜花賞オークス(いずれもジェンティルドンナ)に続き3勝目。このレースには7頭が出走していたが、3着トーセンホマレボシ、4着ワールドエース掲示板に3頭が入った。