相撲協会、八百長関与者にも給与

morinobu20072011-02-09

相撲協会八百長関与者にも給与 春場所中止で臨時理事会

 八百長問題に揺れる日本相撲協会は9日、東京・両国国技館で臨時の理事会を開き、3月に大阪府立体育会館で開催予定だった春場所の中止に伴う諸問題を協議し、十両以上の関取や親方衆らへ給与を通常通り支給することを決めた。八百長の実態解明を進める特別調査委員会が関与を認定した十両千代白鵬清瀬海竹縄親方(元幕内春日錦)も含まれる。
 放駒理事長(元大関魁傑)は「(関与者への支給がいいのか)考えたが、まだ処分が終わってないので」と説明した。
 理事長は理事会後に開かれた部屋持ち親方で構成する師匠会で、八百長問題で名前の挙がった14人への特別調査委員会の調べがはかどっていない現状を受け、調査への協力を強く申し渡すように各師匠に伝えた。当分の間は稽古を東京の各部屋で行うなど、行動の自粛を通達する一方、老人ホームなどへの慰問やボランティア活動は積極的に実施するよう伝えた。
 相撲協会は、春場所を開催できないことで入場料収入など十数億円の損失をこうむるとみられるが、場所ごとに各部屋に支給する力士1人当たり11万5千円の部屋維持費や、幕下以下の力士への本場所手当などは支払う。

☆甘いのか当然なのか微妙な問題だろうか。それにしても相撲界はどう収拾されるのか・・