タイで発見の恐竜は新種

morinobu20072011-10-08

20071001143045


タイで発見の恐竜は新種=白亜紀前期のイグアノドン類―福井


 福井県立恐竜博物館は7日、タイ東北部の約1億4500万〜1億年前(白亜紀前期)の地層で見つかったイグアノドン類の化石について、同国のナコーン・ラチャシーマ・ラジャパット大の付属研究所と共同研究した結果、新属新種であることが分かったと発表した。「ラチャシマサウルス・スラナリアエ」の学名が付けられ、中国の地質学誌に論文が掲載された。
 イグアノドン類は主に二足歩行する草食恐竜の仲間。2006年に地元の農民が下顎の骨の一部である「歯骨」を発見、同研究所に寄贈した。形状が他のイグアノドン類に比べて平たく細長いといった特徴があるという。