羽生二冠、チェスで引き分け 世界トップ級と対戦

morinobu20072012-04-22

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羽生二冠、チェスで引き分け 世界トップ級と対戦


 将棋の羽生善治王位・棋聖(41)が21日、チェスの世界トップクラスの英国人、ナイジェル・ショートさん(46)とチェスで対局し、引き分けた。羽生さんは昨年10月にも仏王者と引き分けており、それに続く快挙だ。

 チェスの知名度向上のために、東京都内で開かれたイベント。世界王者への挑戦経験もあるショートさんが、チェスの全日本チャンピオンの小島慎也さん(23)、羽生さんの2人と同時に戦い、約50人のファンらが観戦した。

 羽生さんの対局は互いのキングが捕まらない状況になり、引き分けが成立した。小島さんは敗れた。

大阪は・・どうなるのだろう

morinobu20072012-04-18

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☆「大阪市音楽団」事業見直し 橋下市長、早期自立迫る
 大阪市の改革プロジェクトチーム(PT)がまとめた事業見直し試案についての公開討論が17日行われ、平成25年度での廃止方針が示された市音楽団について議論が交わされた。音楽団側が「どういうスキームでの自立が可能か専門家を交えて相談させてほしい。もう少し時間がほしい」と廃止時期の延長を求めたのに対し、橋下徹市長は「最終的には自立するしかない」と早期の決断を迫った。
 音楽団側は演奏料の値上げによる年間約320万円の増収策や、楽曲のネット配信を通じた歳入増をアピールしたが、PT側は「到底自立に向けた改善策とはいえない」と一蹴。橋下市長は「音楽団の活動は素晴らしいが、自治体が税でラグビーチームを抱え込む必要があるか」とたとえ話を持ち出し、子供たちへの指導が中心の活動について「公演で勝負をするようにポジションを変えた方がいいのでは」と詰め寄った。
 橋下市長は、6月公表の市政改革プラン案に音楽団の方向性を盛り込む考えを示し、それに先立って楽団員と意見交換する意向を示した。音楽団の辻浩二団長は会議後「自主運営となれば財源確保が一番難しい問題になる」と話した。

☆橋下市政で揺れる文楽補助金凍結、地方公演厳しく
 大阪が生んだ伝統文化、文楽が、橋下徹大阪市長(42)の下で揺れている。府知事時代に財団法人文楽協会への府補助金を半減させた橋下氏が、20日に発表した平成24年度市当初予算案で、年5200万円あった補助金を凍結したためだ。同協会は「これ以上削減されれば、文楽の地方公演などが厳しくなる」と訴えている。(飯塚友子)

 「文化についても、努力に応じて公の助成をしていくことを基本姿勢としていきたい」。橋下市長は20日の会見で補助金についてこう語り、7月編成の本予算に向け厳しい態度で臨むことを宣言した。文楽協会に対しては市特別参与による聞き取り調査が始まり、同協会職員は「補助金ゼロの可能性もある」と危機感を募らせる。
 橋下氏は府知事時代、それまで年3600万円あった文楽協会への補助金を、23年度には2千万円に減額。21年には国立文楽劇場大阪市)の舞台を見て「二度と文楽を見ることはない」と突き放したこともあった。
 市長就任後の今年1月、竹本住大夫さん(87)ら人間国宝6人を含む文楽技芸員(太夫、三味線、人形遣い)が、報道各社に書面を送付。「一度失われた文化・伝統は、もはや回復不可能なものです。特に大阪で生まれ育った文楽の灯は決して消してはいけない」と訴えた。

 文楽は国際的評価が高く、3人で1体の人形を遣う世界でも例のない日本固有の文化として、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。現在81人の技芸員は文楽協会に所属し、協会が国立文楽劇場国立劇場(東京・隼町)と契約を結び、技芸員を派遣する形で公演を行っている。
 同協会の収入は興行収入が8割、補助金が2割を占め、その内訳は国が8千万円、市が5200万円、府が2070万円(23年度)。興行収入補助金を合わせた事業活動収入は22年度実績で7億6588万円で、ここから技芸員の出演料や、協会職員(事務職8人、「床世話」と呼ばれる裏方4人)の給与が支払われている。
 大阪、東京合わせ年8回の本公演は各劇場主催で行われるため、市の補助金減が直ちに影響することはないが、同協会は「協会主催で毎年約30カ所を回っている地方公演が難しくなる」と懸念する。
 橋下市長は1月の府市統合本部会合で「文楽協会は文化の名をかたった行政と外郭(天下り)団体の構造。文楽は守るが文楽協会は守らない」と発言。ツイッターでも歌舞伎などを引き合いに「芸事の皆さんはお客さんを集めるため、身分保障などない所でなりふり構わず汗をかかれています」と文楽関係者を叱咤(しった)している。
 一方、三味線の人間国宝鶴澤清治さん(66)は「文楽は人形の大きさの制約もあり、大劇場では公演できない」と指摘。にもかかわらず歌舞伎より低料金(1等5800円)で公演を続けており、清治さんは「保護を頂き、国民に愛されなくては300年続く文化を維持できない」と話す。ちなみに22年度、国立文楽劇場(客席数731)の総入場者数は9万2千人、国立劇場(客席数560)の有料入場率は各公演83〜99%に上り、「不入り」とは言えない。
 演劇評論家藤田洋さん(78)は「地元固有の伝統文化への補助金削減は信じがたい行為だ」と橋下市長を批判する一方、「文楽は素晴らしい芸を見せているが、協会も自助努力が必要で、組織もスリム化が可能」とも述べ、双方の課題を指摘している。

 大阪城ホール海遊館などの株売却を正式決定 大阪市大阪市は、大阪城ホール中央区)や海遊館(港区)など、黒字4社の保有株式を売却する方針を正式決定した。市はすでに、外郭団体などの保有株について、関西電力を除く全株式の原則売却方針を決めており、これに基づく措置。海遊館は平成26年度、ほかの3社については27年度をめどに売却する意向で、市OBや幹部の役員派遣も取りやめる方針だ。

 4社は、市が全額出資する大阪城ホール(株式簿価45億円)、第三セクター海遊館(同5億円)のほか、キタ地区の地下街などを管理する大阪市街地開発(同2億8768万円)と大阪地下街(同4025万円)。市の22年度決算で、海遊館からは1500万円、大阪地下街から402万円の配当金を得ている。

 市の保有株をめぐっては、橋下徹市長が3月の市議会で、原発依存度を下げるため株主提案権を行使する関西電力を除く36社の株式(簿価計1689億円)を売却する方針を表明。今回、黒字の優良会社について売却方針が決まった形だが、20年には海遊館運営会社株をめぐり、いったん売却先と合意しながら市議会の反対で撤回に追い込まれたケースもあり、市議会の対応が注目される。

教育・職員条例可決 大阪府

morinobu20072012-03-24


教育・職員条例可決 維新全国展開の布石 大阪府

 大阪府の2月定例府議会は23日、最終日を迎え、知事主導の教育目標の設定などを掲げた教育関連条例案と、評価や処分の厳格化を盛り込んだ職員基本条例案について、大阪維新の会(維新)、公明、自民の府議団の賛成多数で可決した。4月1日から施行される。国政進出を見据え、維新は、両条例の法制化を目指す方針で、その実効性や課題が今後、全国的な議論になりそうだ。
 教育関連条例は、地方教育行政法教育委員会の専権事項とされている「教育目標」を、知事主導で設定することを柱とする教育行政基本条例と、学校運営に関する府立学校条例の2本立て。
 府立学校条例には、平成26年度入試から公立高校の学区を撤廃することや、3年連続定員割れで改善の見込みのない高校を再編整備の対象にすること、校長公募−など生徒や保護者に身近な規定を盛り込んだ。
 一方、府議会は、保護者や学校現場の意見を聞いた上で、丁寧な運用を求める付帯決議を可決。教育への政治関与に懸念を示していた生野照子府教育委員長(68)は、「(条例の)中身を否定するものではないが、委員長としてけじめを取る必要がある」として、条例成立を機に辞任する意向を示した。
 職員基本条例は、部長級職員の庁内外からの公募や、相対評価による人事評価(24年度は施行、教職員は除く)、同一の職務命令に計3回違反した職員の標準的な処分を免職とする規定などを定めている。
 この条例についても、府議会は、毎年度運用実績を検証することなどを求める付帯決議を付けた。
 今回の条例は、維新が提案した教育、職員基本条例案への「対案」として、府総務部や府教委がまとめた条例案に、府市統合本部での議論を反映させ、松井知事が提案した。
 維新は、次期衆院選の公約となる「維新八策」の柱として、これらの条例の法制化を盛り込む方針で、議論の行方が注目される。 
 この日、府議会は、松井一郎知事が初めて編成した平成24年度予算案や、子供を狙った性犯罪の前歴者に自治体への住所届け出を義務づける全国初の条例案関西広域連合への政令市加入に関する議案など157議案についても可決した。

☆教育と政治の危うい、唖然とする流れだが、民意らしい。民意と何なのだろう。

手塚治虫14歳 天才の原点 プロとして最初の1枚、復刻 

morinobu20072012-02-07

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手塚治虫14歳 天才の原点 プロとして最初の1枚、復刻 

 生涯に15万枚の原稿を描き、ストーリー漫画を芸術の域にまで高めたとされる漫画家、手塚治虫。プロとして描いた最初の1枚を収録した『手塚治虫創作ノートと初期作品集2』(小学館・1万1550円)が今月、刊行された。手塚が旧制北野中学(大阪市)に在学していた昭和18年、14歳の時に描いたもので、出版は初めて。漫画研究の上で貴重な資料となりそうだ。(溝上健良)

 作品集には、手塚の創作ノート12冊の復刻版と、プロとしての最初の1枚を含む小冊子「オヤヂ探偵」、同時期の習作「バリトン工場事件」を収録。小学校時代から鉛筆で漫画を描いていた手塚が、初めてペンとインクを使って描いたのが「オヤヂ探偵」の扉絵とみられる一コマだ。「オヤヂ探偵」は手塚が冊子にして同級生の間で回し読みされたもので、これまで出版されることはなかった。
 描かれたひげ面の男性は、“ヒゲオヤジ”として以後、手塚作品の多くに見られる重要なキャラクター。級友の祖父をモデルにしたとされ、絵柄はすでに後年の作品につながる完成度の高さが見て取れる。一方で、小冊子のコマ割は単純な升目状のものを多用しており、未熟さものぞく。発行元の小学館クリエイティブで編集を担当した川村寛さん(63)は「天才の若いころの素養とそこからの漫画の進化、成り立ちの過程を見て、研究の役に立ててほしい」と話している。
 12冊の創作ノートは「宇宙艇事件」「月世界の生活」(未発表作品)や「ジャングル大帝」「ファウスト」といったヒット作の下書きなど。手塚の没後に残されていたノートをそのまま復刻したもので、表と裏の両方から書き始めたものや天地を逆に使ったものもある。中には大学で受けた医学の講義内容や住んでいた下宿の家賃なども記されており、当時の生活状況がうかがえる。創作に限らず、思いついたことは何でも書き加えていったらしい。
 創作ノートの下書きには後に作品化された漫画と相違点もある。「ジャングル大帝」の“主人公”レオは、下書きの段階では双子として描かれていた。またネーム(コマ割りをした漫画の下書き)の前に、文章で脚本を書いている作品もみられる。
 作品によっては下書きが複数のノートにまたがって描かれているものもあり、相互のつながりを追っていくことで作品が仕上がっている過程を見て取ることができそうだ。解説を寄せた同志社大竹内オサム教授は創作ノートについて「漫画が好きで好きでたまらない一青年が、自らの作品を壮大な物語に仕立てあげようとした成長のありさまをよく伝えている」と評している。
 創作ノートの復刻について、川村さんは「手塚作品がそれ以後の漫画家に及ぼした影響は絶大で、手塚漫画の研究は日本漫画を研究することに等しいといえる。学術的にも貴重なもので、多くの人に原典に触れてもらいたい」と話している。
 【プロフィル】手塚治虫(てづか・おさむ) 漫画家。昭和3年、大阪府豊中市生まれ、兵庫県宝塚市育ち。大阪大付属医学専門部在籍中の21年、「マアチャンの日記帳」でデビュー。37年には、アニメ制作会社の「虫プロダクション」を設立し、アニメ作家としても活躍した。平成元年、60歳で死去。主な作品に「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」「火の鳥」など。講談社から刊行された「手塚治虫漫画全集」は全400巻に及んだ。

最小の脊椎動物、7.7ミリのカエル

morinobu20072012-01-12

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最小の脊椎動物、7.7ミリのカエル

10セント硬貨よりはるかに小さいカエル、Paedophryne amauensis。ニューギニア熱帯雨林に生息する。
(Photograph courtesy Christopher Austin Louisiana State University)
大きさがイエバエほどしかないカエルが見つかった。最新研究によると、これまで確認された中で最小の脊椎動物だという。
新発見のこのカエルは学名をPaedophryne amauensisといい、体長は平均7.7ミリ。それまで最小とされていた東南アジアの魚の一種で、メスの大きさが約7.9ミリのPaedocypris progeneticaよりも髪の毛の太さ分ほど小さい。
 先ごろパプアニューギニア南部で行われた現地調査において、研究チームはP. amauensisともう1つ別の極小カエルの新種、Paedophryne swiftorumを発見した。こちらは体長約8.6ミリだ。
「まだまだ小さなカエルが発見されているのは驚くべきことだ」とコンサベーション・インターナショナル(CI)の両生類の専門家ロビン・ムーア氏は話す。ムーア氏は今回の研究には参加していない。「彼らが他のどの生物も占めていない生態的地位を確保するために適応している」ことは明白だと同氏は述べている。
実際、これらのカエルは、大型の捕食者に見過ごされるダニなどの小型の無脊椎動物を食べるために小さな体に進化した可能性が高いと、研究の共同執筆者でバトンルージュにあるルイジアナ州立大学生物学者クリストファー・オースティン(Christopher Austin)氏は述べている。

◆捕獲が難しい極小カエル
2010年にその存在が報告されたPaedophryne属は、どの種もみな小型で、ニューギニア熱帯雨林の林床に堆積した落ち葉の中にのみ生息するとみられる。
この小さな生物の居場所を特定するため、研究チームは鳴き声に耳をすまし、それがどこから聞こえるのかを突き止めようとした。彼らの高い鳴き声は、人間の耳にはとりわけ発生源を特定しづらいため、これは至難の業だ。
 オースティン氏と大学院生のエリック・リットマイヤー(Eric Rittmeyer)氏は、4回試みた末にカエルの居場所を特定し、その場所の落ち葉を手のひら一杯につかんではポリ袋に入れた。
そして袋の中身をくまなく探ったところ、「ようやくこの小さいやつが落ち葉の上に飛び出してきた」とオースティン氏は話す。
 カエルは非常に小さく、皮膚の模様も土のような色をしているため、肉眼で捉えることは難しい。そこでオースティン氏は撮った写真にズームインするという、デジタルカメラを顕微鏡のように使う方法を用いた。
しかし、カエルを撮影することは、見つけることと同じくらい難しい。オースティン氏がカメラを目の前に構えたとき、被写体はすでに逃げてしまった後ということも多かった。
 同氏によると、今回見つかった新種は「驚くべきジャンプ力を持ち、自分の体長の30倍の距離を跳べる」という。
ニューギニア以外にも仲間が
研究の一環として、オースティン氏のチームは世界中の極小カエルの遺伝子を比較した。その結果、極小カエルは世界でこれまで11回の独自進化を遂げており、生息地域はカエルの皮膚が乾燥せず、餌が豊富な熱帯雨林にほぼ限られていることが明らかになった。
「極小カエルは風変わりな生物というだけでなく、これまで確認されていなかったギルド(共通の資源を利用する種の集まり)の存在を示している」と研究論文には記されている。
今回の研究成果は、1月11日付で「PLoS ONE」誌に発表された。

帰省・出国がピーク迎える

morinobu20072011-12-29

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年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省・出国がピーク迎える

年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省や出国のピークを迎えている。
空の便では、国内線は29日がピークで、日本航空全日空ともに終日ほぼ満席の状態となっている。
航空会社各社によると、特に2011年は、仙台・山形・花巻など東北方面が帰省や復興需要で予約が大幅に上回っているという。
国際線も成田国際空港羽田空港ともに、29日が出国ピークとなっている。
また、新幹線の帰省ラッシュは30日がピークだが、東海道新幹線下りは29日も終日ほぼ満席となっている。
一方、高速道路は29日から30日にかけて渋滞のピークとなり、東名高速道路などで最大30kmの渋滞が予想されている。
東北地方は12月1日から実施されている高速道路無料化の影響で、予想外の渋滞が発生する可能性があるという

インフルエンザ、今季初の「流行入り

morinobu20072011-12-19

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インフルエンザ、今季初の「流行入り」…厚労省


 厚生労働省は16日、インフルエンザが今季初めて「流行入り」したと発表した。

 流行の目安は1定点当たり1人。全国の医療機関約5000か所から報告された今月5〜11日のインフルエンザ患者数が1定点(医療機関)あたり平均で1・11人となった。

 都道府県別にみると、東日本大震災の被災地である宮城が10・33人で突出している。次いで愛知・三重がともに5・33人、岡山4・04人の順。14県で1人を上回った。流行開始時期は、ほぼ平年並みという。