東北と関東中心に猛烈な暑さ

morinobu20072011-07-11

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東北と関東中心に猛烈な暑さ

10日は東北と関東を中心に強い日ざしが照りつけて気温が上がり、岩手県釜石市福島市などで36度に達する猛烈な暑さとなりました。11日も各地で35度前後の暑さが続く見込みで、気象庁熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、日本付近は広く高気圧に覆われて強い日ざしが照りつけ、東北と関東を中心に猛烈な暑さとなりました。日中の最高気温は、群馬県館林市で37度9分、大阪・枚方市で37度2分、岩手県釜石市で36度6分、東京・練馬区で36度4分、福島市で36度ちょうどとなり、東北から九州にかけての79か所の観測点で35度以上の猛暑日となりました。また、宮城県石巻市で35度6分、岩手県久慈市で35度3分など、岩手県宮城県、それに栃木県の6つの観測点では、気象庁が統計を取り始めてから7月として最も高い気温を観測しました。11日は、北海道や西日本の一部では前線や湿った空気の影響で曇りや雨となるものの、このほかは晴れるところが多く、東北から九州にかけての各地で気温が35度前後まで上がる見込みで、気象庁熱中症に十分注意するよう呼びかけています。一方、気温の上昇に伴って午後からは山沿いを中心に大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雨が降っています。気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、落雷、突風などにも注意するよう呼びかけています。