奈良のシカ、県が駆除検討

morinobu20072012-11-12

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2006,12,16

奈良のシカ、県が駆除検討 公園外の食害絶えず

 【西山良太】国の天然記念物に指定される「奈良のシカ」について、奈良県などは、奈良公園を離れて周辺の田畑で農作物に繰り返し被害を与えたり、周辺の山にすみついたりしている鹿の一部を駆除する検討を始めた。手厚く保護されてきたが、農作物の食害が絶えないため、県などは今後有識者を交えた組織を設け、文化庁の許可を得られれば頭数管理に乗り出す。

観光名物「奈良のシカ」は野生動物で、公園内には約1千頭が生息する。天然記念物としての生息地は「奈良市一円」と定義される。公園を出て近くの山などにすみついた鹿もいて、県は「その数は公園内より多いだろう」とみる。
県は2008年12月、奈良市や、鹿を神の使いとしてきた春日大社、保護活動に取り組む財団法人「奈良の鹿愛護会」、有識者らと「鹿のあり方検討会」を設置。鹿の頭数管理や農業・人身被害対策などを協議してきた。県は13年度中に検討会とは別の有識者ら第三者の委員会で鹿の保護管理計画を作り、早ければ同年度中にも文化庁に許可を求める。

☆何かほかに打開策はないのか‥普通の鹿が駆除されると思うと複雑だ‥増やさない工夫をするとか‥

<山本さん死亡>「報道で戦争止める」願い

morinobu20072012-08-21

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<山本さん死亡>「報道で戦争止める」願い…記者育成も意欲


 内戦が続くシリアで取材中に戦闘に巻き込まれたジャーナリスト、山本美香さん(45)は、世界各地の紛争地に積極的に取材に出かけるだけではなく、大学の講師として後進を育てることにも熱心だった。まだ若い先輩ジャーナリストの死に、学生たちは無念の思いをかみしめていた。

 山本さんは08年春から年2〜3回、早稲田大大学院でジャーナリスト志望の学生向けの「ジャーナリズムの使命」の講師を務めていた。講義では、取材した世界の紛争地の映像を紹介しながら、CS放送「朝日ニュースター」記者を経て独立した自身の生き方についても語った。

 最後となってしまった5月16日の講義「戦争とメディア」では、受講した政治経済学部の学生約150人全員が感想文を提出した。

 山本さんは約1週間後、講義中に寄せられた質問に答える形で「講義後のメッセージ」を学生に配った。
 山本さんは「報道で戦争は止められるのか?」という質問を一番に挙げ、「そういう願いがあるからこそ続けられる」と記した。
 「悲惨な状況を見て冷静でいられるのはなぜか」との問いには、「冷静ではありません」「現場で感じる恐怖心を忘れないようにしたい」と、揺れる胸の内を明かした。
 メッセージの最後はこう結ばれていた。「社会にはさまざまな考え、職業、立場の人たちがいます。メディアの世界に身を置くと、力を持っていると勘違いしてしまうことがあります。高みから物事を見るのではなく、思いやりのある、優しい人になってください」
 朝日ニュースター時代の91年、長崎・雲仙普賢岳の噴火災害を取材したことが転機だったという。「突然大切な人を失うのは災害も紛争も同じ。自然に紛争報道につながっていった」と先月のNHKの番組で語っていた。
 山本さんに講師を依頼した大学院政治学研究科の瀬川至朗教授(ジャーナリズム論)は「一方的に考えを述べるのではなく、学生に議論させることができる人だった。よりよいジャーナリズムを一緒に考えてもらえる存在だった」と惜しんだ。
 学生たちにも悲しみが広がった。中国から留学している大学院生、趙芸(ちょうげい)さん(23)は「山本先生は『行ってみないと何が起きているかは分からない』と話していた。その現場で亡くなり、先生も悔しかっただろうし、私も悔しい」と話した。同じく中国籍の大学院生でジャーナリスト志望の房満満(ぼうまんまん)さん(22)も「女性として戦争を取材する山本さんを心強く感じていたのに、今回のニュースはあまりにも悲しい」と肩を落とした。【福島祥】

カモシカはねた電車、45分後にクマはねる

morinobu20072012-06-11

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カモシカはねた電車、45分後にクマはねる

10日午後7時45分頃、仙台市青葉区のJR仙山線作並―熊ヶ根駅間で、山形発仙台行き普通電車(4両編成)が線路上にいたクマをはねた。
乗客乗員約60人にけがはなかった。
JR東日本仙台支社によると、この電車は午後7時頃にも山形市の高瀬―山寺駅間でカモシカをはね、車両点検のため一時停止。午後7時13分に運転を再開したばかりだった。
電車はクマの撤去と安全点検のため約3時間20分、運転を見合わせ、仙山線は仙台―愛子駅間の区間運行となった。

マイナリ元受刑者釈放される 東電OL殺害

morinobu20072012-06-08


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マイナリ元受刑者釈放される 東電OL殺害

 97年の東電女性社員殺害事件で、東京高裁が7日午前、再審開始と無期懲役の刑の執行停止を決めたネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリ元受刑者(45)は7日午後5時過ぎ、収容先の横浜刑務所から釈放され、東京入国管理局横浜支局に身柄を移された。
 マイナリ元受刑者について、東京高裁は7日の決定で、再審開始とともに釈放も認めていた。これに対し、検察側は、東京高裁の別の裁判官に異議を申し立て、マイナリ元受刑者を釈放しないよう求めていたが、これも認められず、検察側はさらに争うことを断念した。
 釈放を受け、マイナリ元受刑者の妻・ラダさん(42)は「夫に会ったらおめでとうと言って抱きしめます。ネパールに連れていって、夫の好きな食べ物を食べさせたい。15年間我慢して過ごした。それを戻したくても戻すことはできない」と話した。
 マイナリ元受刑者は不法滞在の罪で有罪判決が確定しているため、東京入国管理局横浜支局に身柄を移された。今後は、強制送還に向けた手続きが行われ、準備が整い次第、ネパールに帰国することになる。



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マイナリ元受刑者釈放される 東電OL殺害

 97年の東電女性社員殺害事件で、東京高裁が7日午前、再審開始と無期懲役の刑の執行停止を決めたネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリ元受刑者(45)は7日午後5時過ぎ、収容先の横浜刑務所から釈放され、東京入国管理局横浜支局に身柄を移された。
 マイナリ元受刑者について、東京高裁は7日の決定で、再審開始とともに釈放も認めていた。これに対し、検察側は、東京高裁の別の裁判官に異議を申し立て、マイナリ元受刑者を釈放しないよう求めていたが、これも認められず、検察側はさらに争うことを断念した。
 釈放を受け、マイナリ元受刑者の妻・ラダさん(42)は「夫に会ったらおめでとうと言って抱きしめます。ネパールに連れていって、夫の好きな食べ物を食べさせたい。15年間我慢して過ごした。それを戻したくても戻すことはできない」と話した。
 マイナリ元受刑者は不法滞在の罪で有罪判決が確定しているため、東京入国管理局横浜支局に身柄を移された。今後は、強制送還に向けた手続きが行われ、準備が整い次第、ネパールに帰国することになる。

金星の太陽面通過現象

morinobu20072012-06-07

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<天文ショー>「金星の太陽面通過」現象、各地で


 太陽、金星、地球が一直線に並ぶことで起きる「金星の太陽面通過」と呼ばれる現象が6日、日本全国で起きた。太陽の直径の約30分の1の大きさの黒い点となった金星は、午前7時10分ごろ太陽の前を移動し始め、全体が太陽面に入った瞬間、滴のように見える「ブラックドロップ」という現象が観測された。通過は午後1時50分ごろに終わった。
5月21日の金環日食に続き各地の天文台や科学館で観察会が開かれたが、関東地方は台風3号の影響で雨雲が広がり観察は難しかった。西日本では広い地域で観測できた。
金星は、太陽の左から入り、まっすぐ右に抜ける。だが地球の自転に伴う太陽の傾きの変化を考慮せずに地上から観察していると、金星が山なりに移動していくように見える。
金星は地球の内側を公転している。金星の軌道は地球の軌道から見ると、斜めに傾いており、太陽、金星、地球が直線上に並ぶのは、およそ243年に4回。105.5年、8年、121.5年、8年という周期で繰り返す。前回は04年6月8日に日本で観測できたが、次は105年後の2117年12月11日という。

ディープブリランテがハナ差V、岩田は涙の初制覇/日本ダービー

morinobu20072012-05-27

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ディープブリランテがハナ差V、岩田は涙の初制覇/日本ダービー

 27日、東京競馬場で行われた第79回日本ダービー(3歳牡牝、GI・芝2400m)は、岩田康誠騎手騎乗のディープブリランテが、好位追走から抜け出し、外から差を詰めたフェノーメノの追撃をハナ差抑え優勝した。勝ちタイムは2分23秒8(良)。さらに3/4馬身差の3着にトーセンホマレボシが入った。1番人気ワールドエースは4着、皐月賞馬で2番人気のゴールドシップは5着に終わった。
 ディープブリランテは昨年、デビュー2連勝で東京スポーツ杯2歳S(GIII)を勝利。今年に入ってからは共同通信杯(GIII)2着、スプリングS(GII)2着、皐月賞(GI)3着と連敗が続いていた。
 日本ダービー初制覇となる岩田康誠騎手はウイニングラン歓喜の涙。JRAGIはフェブラリーS(テスタマッタ)、桜花賞(ジェンティルドンナ)に続く今年3勝目、通算15勝目。管理する矢作芳人調教師はグランプリボスによる10年朝日杯フューチュリティS(GI)、11年NHKマイルC(GI)に続くJRAGI・3勝目で、こちらも日本ダービーは初制覇となった。
 ディープブリランテの父ディープインパクトの産駒は2世代目にして初の牡馬クラシックレース勝利で、春のクラシックは桜花賞オークス(いずれもジェンティルドンナ)に続き3勝目。このレースには7頭が出走していたが、3着トーセンホマレボシ、4着ワールドエース掲示板に3頭が入った。

大飯再稼働「判断近い」

morinobu20072012-05-18

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大飯再稼働「判断近い」=年金改革、撤回含め柔軟対応―野田首相

 野田佳彦首相は17日夜、NHKの番組に出演し、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について「そろそろ、その判断の時期は近い」と述べ、政府として近く最終決定する意向を示した。大飯原発をめぐり、おおい町議会が再稼働に同意。時岡忍町長は月内にも再稼働の是非を判断する考えを示しており、首相の発言はこうした状況を踏まえたものとみられる。
 首相は番組で「(原発の)安全性が最優先。加えて必要性も加味しながら、最後は私のリーダーシップの下で、関係閣僚で意思決定したい」と強調した。
 社会保障と税の一体改革で、自民党が最低保障年金撤回を迫っていることに関し、首相は「撤回という形か、協議会みたいなものをつくって議論していくかを含め、よく真摯(しんし)に耳を傾けたい」として、柔軟に対応する姿勢を表明。衆院小選挙区の1票の格差是正では「結論を出すことなく国会を閉じることはあってはならない」と、今国会での合意を目指す決意を重ねて示